日本尿路結石症学会 第30回学術集会

未だ在らず果つるなき探求

  • 会長挨拶

会長挨拶

日本尿路結石症学会第30回学術集会開催にあたって

このたび日本尿路結石症学会第 30 回学術集会を担当させていただくにあたり、謹んでご挨拶申し上げます。

従来、8月最終週に開催される本学会学術集会ですが、2020年は7月から9月まで東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定されるため、7月3日および4日開催といたしました。

1990年に和歌山県白浜で第1回尿路結石研究会が開催されて以来。30年経過し今回第30回を迎えました。この栄えある本学会を主催させて頂く光栄に預かり感謝の念で一杯です。

この会は尿路結石症の基礎研究に関して討論する場を目的とした尿路結石研究会が発展的に日本尿路結石症学会へと移行しました。現在は基礎研究のみならず、臨床研究を含む臨床分野の演題も増加し活発な議論が展開されております。大きな学会ではありませんが、尿路結石症という限定された分野のため、焦点が絞りやすいと考えております。

1990年代は尿路結石症への関心が薄れ危惧しましたが、近年のテクノロジーの進歩に伴いEndourologyの発展により2000年以降、尿路結石症に対する関心が本邦だけではなく欧米諸国でも深まっております。このような状況において、学会のテーマを『未だ在らず 果つるなき探求』といたしました。

『未だ在らず』とは、禅の言葉で「修行にはこれでよいという限りはなく無限である」という意味だと尊敬する方に教えていただきました。そして、修行を研究、臨床あるいは教育に置き換えて考え、この言葉をテーマにすることに決めました。さらにサブタイトルとして『果つるなき探求』を置きました。すなわち、求める心に底はないと考えたからです。

これまでの本学会における基礎研究のみならず、内視鏡手術を中心とした臨床研究の発表の場を提供したいと考えています。

小江戸と呼ばれる川越は、7月ともなると夏の暑さを感じるようになりますが、どうかご参加賜り本学術集会をより活性化いただくようお願い申し上げます。

日本尿路結石症学会第30回学術集会

会長 諸角誠人

埼玉医科大学総合医療センター


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